映画『ドライブ・マイ・カー』で知られる日本の人気俳優の西島秀俊が、アメリカの大手エージェンシー「CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)」と契約したことが明らかになった。米Varietyが伝えている。
「CAA」はアメリカの大手エージェンシーの一つで、ブラッド・ピット、レオナルド・ディカプリオ、ジョージ・クルーニー、ケイト・ウィンスレット、アン・ハサウェイ、トム・クルーズ、セレーナ・ゴメスなど、名だたる俳優、映画監督、歌手、プロデューサーらと契約していることで知られている。
そして今回、俳優の西島秀俊が、「CAA」と契約したことが明らかになった。
西島秀俊といえば、自身の主演作『ドライブ・マイ・カー』(2021年)が、昨年の「第94回アカデミー賞」で4部門にノミネートされ、国際長編映画賞を受賞したことで知られている。また、カンヌ国際映画祭で4冠、全米映画批評家協会賞で4冠、ボストン映画批評家協会賞でも最多4冠を達成。さらに、日本アカデミー賞でも最優秀主演男優賞に輝くなど、数々の賞を受賞している。
そんな西島は今後、米インディペンデント系エンターテインメント企業「A24」と、映画監督のルーシー・シャーニアクが手がける、Apple TV+のダークコメディシリーズ「Sunny(原題)」でラシダ・ジョーンズと共演が決定。また、来月のカンヌ映画祭でプレミア上映される、北野武監督の『首』でも主演を務めている。
米大手エージェンシーと契約したことで、今後日本だけでなく海外の作品でも西島の姿を頻繁(ひんぱん)に見ることができるだろう。西島のさらなる活躍に期待したい。
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