俳優のクリス・プラットは、新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の監督にジェームズ・ガンを再雇用してもらうために行なった綿密な計画を詳しく説明した。
2018年、古い不適切なツイートが再浮上した後にディズニーから突然解雇されていたジェームズ・ガン監督。しかし最終的に、ガン監督は、クリスを筆頭とする忠実なキャストたちの努力もあって、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の監督として再雇用された。
THRとの新しいインタビューで、試練の一部始終を振り返ったクリスは、ガン監督が3部作を製作できるようにするためにとった手段を明かした。その中には、解雇が発表された直後に、彼と共演者のゾーイ・サルダナが自らマーベル・スタジオのオフィスに出向いたことも含まれている。また、ガン監督の復職を求める公開書簡をディズニーに書くという活動も率先して行ったそうだ。
そんなクリスは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』でガン監督の脚本がまだ使われていることを知ったとき、呼び戻す可能性が十分にあることに気づいたという。
クリスは「『ジェームズ・ガンが書いた脚本は使えるけど、監督をさせるのは無理なのか』と思ったんだ。脚本は非常に優れているから『あの男を参加させられないから解雇せざるを得なかったが、彼の脚本は使うつもりだ』と言われるんだ」とコメントした。
クリスが言ったように、マーベル・スタジオはすでにガン監督の脚本を使用することを決定していた。しかし、彼が本作を監督しないのは理にかなっていなかったようだ。むしろ、ガン監督のビジョンを実現するために別の映画監督を起用する方が、フランチャイズにとって大きなリスクとなったことだろう。
ガン監督は本作公開に向け「キャラクターたちの関係が描かれると同時に、お決まりの爆発シーンなどガーディアンズシリーズに観客が期待する様々なクレイジーな楽しさも、もちろん多く詰まっている」とコメントしている。
本作は全米公開(5月5日)に先駆け、5月3日(水・祝)より日本公開が決定している。