イギリス王室ヘンリー王子の妻であるメーガン妃が、米大手芸能事務所「WME」と代理人契約を結んだとVarietyが報じている。
「WME」は、アメリカで長い歴史を持つ老舗芸能事務所「ウィリアム・モリス・エージェンシー(William Morris Agency)」と、1995年に設立された芸能事務所「エンデバー・タレント・エージェンシー(Endeavor Talent Agency)」の合併によって、2009年に設立された大手芸能事務所。
2020年、ヘンリー王子とメーガン妃は、イギリス王室のシニアロイヤルを離脱し、アメリカのカリフォルニア州に移住。現在はアメリカを拠点に、自分たちが作った制作会社「アーチウェル(Archewel)」でコンテンツ制作をし、また、チャリティ団体「アーチウェル財団」を立ち上げ、慈善活動もおこなっている。
「WME」におけるメーガン妃のチームには、エンデバーCEOのアリ・エマニュエル、俳優のドウェイン・ジョンソンの代理人兼ブランド構築者であるブラッド・スレーター、テニス選手のセリーナ・ウィリアムズの長年の代理人であるジル・スモーラーといった、やり手のメンバーたちが参加する予定だという。
さらに「WME」は、メーガン妃とヘンリー王子のコンテンツ制作会社「アーチウェル」の代理人を引き受けるという。映画やテレビの制作、ブランドとの提携、そしてビジネス全般の構築について検討されているが、俳優業は対象外だという。
メーガン妃とヘンリー王子は昨年、ネットフリックスで、自分たちの馴れ初めからイギリス王室との関係を赤裸々に語ったドキュメンタリー「ハリー&メーガン」を配信し大きな話題となった。
今回、メーガン妃が「WME」と契約したことにより、今後さらにエンタメ事業に力を入れていくに違いない。