俳優のクリス・プラットが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに出演するまでは、マーベルのオーディションを二度と受けたくないと思うほど、たくさんの不合格を受けたと告白した。
この10年間でクリス・プラットは、多くのヒット作に出演し、大ブレイクを果たしている。しかし、それまでは苦労したことを打ち明け、マーベル・スタジオのオーディションを何度も受け、最終的に担当者を感心させたと説明した。
クリスは先日、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のプロモーションのために人気トーク番組「Jimmy Kimmel Live」に出演。そこで、『キャプテン・アメリカ』のオーディションについて質問された。するとクリスは「そうだ、受けたよ。全部のオーディションを受けた」とコメントし、他にも「『マイティ・ソー』のオーディションを受けたんだ。ソーになるためじゃなく、相棒の1人になるために受けたんだけど、コールバックがなかったんだ」と告白。
さらに「通常、彼らは少しのフィードバックをくれるんだけど、僕が覚えているのは、キャスティングディレクターが『ワオ、君は本当に大きな選択をしたね』って言った。それって『おい、演技を控えめにしろよ』っていうような意味なんだ」と続けている。
そしてクリスは「もう二度とマーベルのオーディションを受けないというところまで行ったんだ。『こんなのバカげてる、マーベルの映画には絶対出ない』って感じだった」「つまりすべての作品にね。ぼくと同じような男が必要な作品には、何かしらの方法でオーディションを受けたから」とたくさんの役柄で不合格だったことを振り返った。
「マーベルだけじゃなくて、いろんな映画でヒーロー的なキャラクターがたくさん出てきた。DCのキャラクターじゃなくて、ほら、『スター・トレック』とか『アバター』とかね」と、マーベル作品以外もチャレンジしていたことを告白したクリス。多くのヒット作に出演している彼も、下積み時代は厳しい経験をしたようだ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は5月3日(水・祝)より日本公開。