人気クリスマス映画『ホーム・アローン』(1990年)で、一躍世界的スター子役となったマコーレー・カルキンの、弟で俳優のキーラン・カルキンは当時、子どもながらに兄のマコーレーのことを「かわいそう」だと思っていたようだ。
『ホーム・アローン』の主人公ケヴィン役を演じ、10歳にして一躍世界的スターの仲間入りを果たしたマコーレー・カルキン。
【動画】ホーム・アローン|予告編|Disney+ (ディズニープラス)
[PR]
そんなマコーレーの弟のキーラン・カルキンも俳優として活躍。HBOの人気ドラマ「メディア王~華麗なる一族~」のローマン・ロイ役として出演している。またキーランは『ホーム・アローン』にも出演しており、主人公ケヴィンのいとこのフラー役を演じていた。
そんなキーランが今回、雑誌「Esquire」のインタビューに応じ、兄マコーレーの名声が、本人だけではなく、家族全員に影響を与えたことを明かした。
キーランは兄マコーレーについて、「彼を本当にかわいそうに思う。彼はまだ幼く、あのレベルの名声を現実として受け止めなければならなかった。当時、僕は子供ながらに『これは彼にとってサイアクなことだ』と感じていたよ」と、兄の名声との闘いについて明かした。
『ホーム・アローン』で有名になったマコーレー一家は、1995年に両親が離婚した後、さらにパパラッチのターゲットにされるようになったという。当時13歳だったキーランは、親権争いをメディアが取り上げないよう、裁判所に手書きのメモを提出したという。
メモの中でキーランは「裁判長、お願いです。報道陣を法廷に入れることで、僕の家族がこれ以上、恥をかかないようにしてください。もうすでに僕たちはつらい思いをしており、これ以上の意味はないと思います」とつづったという。しかし、キーランの必死の訴えは却下されてしまった。
tvgrooveをフォロー!