エド・シーランが、自身のプライベートについて赤裸々に語っている。
5月3日(水)、自身のドキュメンタリー番組「エド・シーラン:The Sum of It All」が、ディズニープラスで公開されたシンガーのエド・シーラン。
【動画】エド・シーラン:THE SUM OF IT ALL|予告編|”Shape of You”などのヒット曲を生んだ天才アーティストのドキュメンタリー|Disney+ (ディズニープラス)
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この番組の中には、エドが2019年に結婚した妻チェリーさんも登場しており、2人のプライベートが明かされている。
第一話にて、チェリーさんは医師より、腕に腫瘍(しゅよう)があると診断されたことを告白。当時、彼女は妊娠6ヶ月だった。
「その年の始めに、ガンだって診断されたの。ショックだった」とふり返ったチェリーさんは、「死というものについて、大いに考えさせられた。『もし私がこの世を去ったら、人々はどう思うのだろう。私は何を残せるんだろう』なんて、考えるようになってしまったわ」と続けた。
エドも、妻がガンだと知ったときは恐怖を覚えたそうだ。
番組内で「恐ろしかった」と語ったエドは、「ただの『しこり』だから心配ないよね、なんて言っていたんだ。それなのに、リハーサル中にチェリーから電話がかかってきて、医師が『良いものではない』って言ってるって」と、当時のやりとりをふり返った。
その後、数ヶ月の治療を経て、チェリーさんの病状はそれほど深刻なものではないことがわかったという。チェリーさんは無事に出産し、手術にも成功した。
チェリーさんがガンの診断を受けたことは、エドの新アルバムにも影響した。
エドは、「心から愛する人に、もしかすると最悪の事態が起こるかもしれない。それがわかった瞬間、何かにおぼれてしまうような、そこから抜け出せなくなるような感覚になった」と語ると、「あの曲たちは、そんな状況から生まれたんだ」と、楽曲制作の裏側を告白している。
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