人気海外ドラマ「The O.C.」への出演でブレイクしたミーシャ・バートン(37)とベンジャミン・マッケンジー(44)。恋仲になるマリッサとライアンをそれぞれ演じた2人だが、実は彼らのほかにも主演候補がいたようだ。米JustJaredが伝えている。
「The O.C.」は、オレンジ郡の高級住宅街ニューポートビーチが舞台の青春ドラマ。2003年から2007年まで米FOX局で放送され、大ヒットドラマ「ゴシップガール」の先がけ的存在ともなった。
【動画】「The O.C.」オープニング
放送終了から10年以上が経った2021年には、「The O.C.」の舞台裏などを明かす、レイチェル・ビルソン(サマー役)&メリンダ・クラーク(ジュリー役)司会のポッドキャスト番組「Welcome to the OC, Bitches!」がスタート。同番組では、関係者がキャスティングの経緯について触れており、マリッサ役とライアン役を演じるかもしれなかった人物の名をあげている。
「The O.C.」主要キャスト(左からレイチェル・ビルソン、アダム・ブロディ、ミーシャ・バートン、ベンジャミン・マッケンジー)
Rachel Bilson, Adam Brody, Mischa Barton and Ben Mckenzie to the Teen Choice Awards 2003! #TeenChoiceAwards #TheOC pic.twitter.com/Q9TJ7fnLFO
— The OC Fans Club (@Club_OC) August 10, 2014
当時、ライアン役の最有力候補として名前があがっていたのは、『トロン: レガシー』のギャレット・ヘドランドと『シャザム!』のD・J・コトローナ。また、『スター・トレック』のクリス・パインもライアン役のオーディションを受けていたものの、顔がニキビで荒れていたことが原因で同役をゲットすることができなかったという。さらに「The O.C.」でライアンと親友になるセスを演じたアダム・ブロディも実はライアン役を狙っていたのだとか。
一方、マリッサ役の候補にあがっていたのは、「Dr.HOUSE」のオリヴィア・ワイルド。当時オリヴィアはロサンゼルスに引っ越してきたばかりで、「The O.C.」が最初のオーディションだったそう。製作総指揮者のジョシュ・シュワルツも、オリヴィアを気に入っていたそうだが、ミーシャの方が若く、彼女の方がオリヴィアよりも悲壮感があったため、ミーシャを起用することにしたようだ。なお、サマー役を演じたレイチェルも当初はマリッサ役を演じたかったという。