映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』でマーベル映画デビューを果たした俳優のウィル・ポールターが、『トイ・ストーリー』のキャラクターと間違われるエピソードを明かし、話題となっている。
イギリス人俳優のウィルといえば、これまで『ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島』や『メイズ・ランナー』など多くの話題作に出演してきた。そんな彼は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』でアダム・ウォーロック役で出演している。
先日、GQの取材に応じたウィルは、『トイ・ストーリー』のキャラクターの実写版と間違われたことがあると明かした。メジャーな有名人として認識されているかという質問に対して、ウィルは、ロサンゼルスのトイレで、『トイ・ストーリー』に登場するキャラクター、シドかと聞かれたときのことを振り返った。
「先週、ロサンゼルスのトイレにいた男がぼくに向かって、『きみはトイ・ストーリーに出ているよね?』って言われて、ぼくは 『あれはアニメーションだよ』って言ったんだ。失礼なことを言うつもりはない。そして、いじめ防止週間に『トイ・ストーリー』のシドのコスプレをしたことで、ぼくのミームが広まっていることにも感謝しているよ」とコメントしながらも「『トイ・ストーリー』が公開されたのは1995年。ぼくは2歳だったから、実写でやっていたわけではないんだ」とウィルは続けた。
『トイ・ストーリー』のシド
1995年に公開されたアニメーション映画『トイ・ストーリー』は、初の完全アニメーション長編映画として歴史に名を刻み、瞬く間に注目を集めた。トム・ハンクスがカウボーイ人形のウッディを、ティム・アレンがスペースレンジャーの最新型アクションフィギュア、バズ・ライトイヤーを演じ、おもちゃに命が吹き込まれる世界を舞台にしたものだった。ウッディの持ち主アンディの隣人シドは、おもちゃを分解して新しい作品を作り、爆竹で爆破するようなサディスティックなキャラクターとして描かれていた。