マイケル・J・フォックスは、オリジナルキャスト抜きで『バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)』のリブート版が製作されたとしても、反対するつもりはないようだ。
このたび、Variety誌のインタビューに登場した俳優のマイケル・J・フォックスは、『BTTF』のリブートについて「そこまで熱狂的な人間ではない」と述べたうえで、「好きなようにやればいい。自分たちの映画なんだから。ぼくはもう報酬をもらっているしね」と理解を示した。
しかしリブートのアイデアに全面的に賛同しているわけではなさそうだ。
マイケルは自身をはじめ、『BTTF』シリーズ3作の監督兼脚本家ロバート・ゼメキスや、共同脚本家のボブ・ゲイルも、リブートが作られることを快(こころよ)く思っていないと考えているという。
「その必要はないと思うんだけどね」と語ったマイケルは、「ロバートもボブも、このあたりに関する考え方はとても賢明なものだった。リブートする必要はない。だって、これ以上何を明らかにするんだい?それとも、ストーリーをよりわかりやすく伝えたいという思いでもあるのかな?そんなことはないだろうが」と付け加えた。
また、インタビューの中で、シリーズ3作品の公開後に、再び主人公役としてカムバックしてくれというオファーはなかったのか、という質問を受けたマイケル。
これについて、「そういうアイデアはあったと思うよ」と答えたマイケルは、「でも、そのときぼくはすでに、パーキンソン病の初期段階だったから、オファーを受けたところで引き受けたかどうかはわからない。3作目まで成功して、その話が持ち上がったことはあったかも知れないけど、ぼくがそれに関わることはなかった」と語っている。
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