写真撮影トラブルにより、2人の人物がディズニー・ワールドから「出禁」を言い渡されたことがわかった。
トラブルが起こったのは5月15日(月)、アメリカ・フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド内にある、100周年記念看板の前でのことだった。
この日の午後2時30分頃、ある1組の家族が、この看板の前で写真撮影をしていた。
ところが、そこに別の家族が割り込んできたのだ。
Two people banned from Disney World after caught-on-camera brawl over photo op: police https://t.co/oUETWE2qKd pic.twitter.com/aedgZxBbTm
— New York Post (@nypost) May 17, 2023
オレンジ郡警察は当時の状況について、「最初に撮影していた家族(被害者側)は、目の前に立ちはだかった家族(加害者側)に移動するよう求めました。しかし加害者側は激高(げきこう)し、被害者側の家族の1人になぐりかかったんです。そこから、大きなケンカへとエスカレートしました」と述べ、その後、加害者家族の内2人が「今後のパークへの出入り禁止処分を受けました」と続けた。
今後、この2人がパークの敷地内に足を踏み入れるようなことがあれば、不法侵入で逮捕されるという。
この様子は映像で記録されており、ディズニーのスタッフが応援を呼ぶ中、対立する家族がなぐり合い、1人の男性が倒れている様子が映っている。
さらに、スタッフが仲裁(ちゅうさい)に入っても、争いはおさまらず、互いにののしりあっていた。
このトラブルで、少なくとも1人が、現地で手当てを受けるほどのケガを負ったとされている。
なお、ウォルト・ディズニー・ワールドのウェブサイトでは、「侮辱(ぶじょく)的な言葉を使ったり、危険で、違法で、破壊的、あるいは攻撃的な行動をとったり、列に割り込んだり、他人のために場所を確保したりすること」を禁止する内容が記載されている。
現時点で、ウォルト・ディズニー・ワールド側は特にコメントを発表していない。