皇太子妃となったいまも、キャサリン妃は学びを続けているようだ。
5月16日(火)、キャサリン皇太子妃はメンタルヘルス啓発週間の一環として、慈善団体「デイム・ケリー・ホームズ・トラスト」の活動を視察。この中で、ブリストルにあるセント・キャサリンズ・スクールの学生たちから質問を受ける場面があった。
Visiting the Dame Kelly Holmes Trust social and emotional mental health programme at the Percy Community Centre in Bath today to mark #MentalHealthAwarenessWeek with #ShapingUs champion Zara McDermott.
Thank you to the incredible young women from St Katherine’s School in… pic.twitter.com/6t9zfno0T9
— The Prince and Princess of Wales (@KensingtonRoyal) May 16, 2023
「デイム・ケリー・ホームズ・トラスト」は、子どもたちが自分の人生において、成功するために必要なスキルと自信を身につけるための支援を行っている。
同団体は、小児病院や学校にウェルビーイング(身体的、精神的、社会的に満たされていること)を提供する「On Track To Achieve」という活動を行っており、今回キャサリン妃は、この活動に参加する11歳から19歳の若者と交流した。
同団体の創設者で、2度のオリンピック金メダリストであるケリー・ホームズによると、キャサリン妃は学生たちから、ロイヤルメンバーとしての暮らしについて質問を受けたという。
この質問にキャサリン妃は、「学ばなければいけないことがたくさんありましたし、いまも勉強の毎日ですね」と述べ、「自分が受け入れられるのか、溶け込めるのかという葛藤(かっとう)があるのです」と付け加えたとされている。
ケリー・ホームズは、そんなキャサリン妃について、「質問されることにとまどわない姿勢がステキでした」と称賛。「彼女のように権威があり、地位がある人も人間だ、ということを示すもので、すばらしかったです」と続けた。
またキャサリン妃は、今回の視察を通して、彼女がいかに、現在の役割に適応しなければならないか、という点についても語ったという。
ホームズは後の取材で、キャサリン妃が、「人前で話すことは多くの人にとって簡単なことではなく、私もまだ試行錯誤(しこうさくご)しています」と述べたとし、「彼女は『完ぺきな人間などいない』ということを示すため、人間らしい部分を見せてくれていました」とふり返っている。