人気を博した映画「ドクター・ドリトル」のリメイク版「The Voyage of Doctor Dolittle(原)」が、大幅な追加撮影をしたことが明らかとなった。
「ドクター・ドリトル」は、1998年にエディ・マーフィ主演で製作されたコメディ映画が知られる、児童文学を原作としたシリーズ。動物と会話ができる超能力を持ったドクター・ジョン・ドリトルが様々な動物たちを救うといったストーリーで、リブート版では「アベンジャーズ」などで知られる俳優のロバート・ダウニー・Jrが主演を務める。
1億7500万ドル(約192億円)という巨額の予算が使われている同作、キャストはロバート・ダウニー・Jrのほかにセレーナ・ゴメス、トム・ホランド、ラミ・マレック、エマ・トンプソン、アントニオ・バンデラスその他そうそうたる大スターがキャスティングされている。
主要キャスト一覧
I am most pleased to announce the stellar voice cast joining me on #TheVoyageofDoctorDolittle. #EmmaThompson @ItsRamiMalek @octaviaspencer #RalphFiennes @kumailn @selenagomez @MrCraigRobinson @carmenejogo @TomHolland1996 #MarionCotillard @RealFDLT @JohnCena pic.twitter.com/GmfjOCqv7w
— Robert Downey Jr (@RobertDowneyJr) March 27, 2018
当初2019年4月に公開予定であった今作だが、この時期は「キャプテン・マーベル」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」などの大作と公開が重なることを危惧し、公開を2020年1月に大幅に延期した。
Colliderによると今回、追加撮影が行われたことが明らかに。これほど大規模な映画で追加撮影はよくあることだというが、それでも珍しいほど大幅な撮り直しとなったという。
追加撮影をした理由は、初期編集版を見たユニバーサルのプロデューサーがヴィジュアル・エフェクトとコメディの要素に問題を感じ、「レゴバットマン ザ・ムービー」を監督したクリス・マッケイと「ミュータント・タートルズ」の監督を務めたジョナサン・リーベスマンに協力を依頼したこともあるという。
今回の「ドクター・ドリトル」リブートの監督であるスティーヴン・ギャガンは、映画「トラフィック」の脚本でアカデミー賞を受賞した有能な監督だが、ファミリー向けコメディを制作した経験はないため、なぜ彼を起用したのか疑問に思う声も上がっている。
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