ある方法で、テイラー・スウィフトのコンサートに何度も行くことができた男性に注目が集まっている。
現在、大規模ツアー「Eras Tour」を開催し、全米各地で公演をおこなっている歌手のテイラー・スウィフト。毎公演、何万人も収容するスタジアムでコンサートをおこなっているが、テイラーがツアーを開催するのは約4年半ぶりということもあって、ファンの間では激しいチケット争奪戦が繰り広げられており、チケットを入手できないファンが続出している。
テイラーの熱心なファンであるデイヴィス・ペリゴも、チケットを手に入れることができなかった一人。しかし彼は「ある方法」で、テイラーの公演を1回だけでなく、何回も見に行くことができたのだ。
デイヴィス・ペリゴはチケット争奪戦に敗れた後、テネシー州ナッシュビルにある「NISSAN STADIUM」で警備員の仕事に就くことに。その理由は、テイラーが同スタジアムで計3回にわたりコンサートを開催する予定だったためだ。つまりデイヴィスは、“ファン”ではなく“警備員”として、ナッシュビルでの公演をすべて観賞することができたのだ。
ニュース番組「News Channel 5」のインタビューに応じたデイヴィスは「金曜の夜はステージの隣で、土曜の夜はもっといい眺めだった」と語り、警備員として働きながら、ステージのすぐ近くでテイラーのコンサートを鑑賞できたという。
また彼は、コンサートに夢中になり「実際にテイラーの警備員から叱られた」「僕が騒ぎすぎだから、もうちょっと落ち着いてくれと言われたんだ」と、はしゃぎすぎてしまったことも明かした。
デイヴィスは「ノリノリな警備員」としてその様子がSNSでも拡散され、バズる事態に。現在、その動画は100万回以上再生されている。
ℹ️ | Davis Perrigo, the security guard who went viral after singing along to Taylor Swift at #TSTheErasTour, applied for the job after being unable to secure tickets!
"My wife jokes that I sing Taylor Swift songs with such passion, considering I've never been broken up with,"… pic.twitter.com/VGw5j9W4OH
— Taylor Swift Museum (@theswiftmuseum) May 19, 2023