あのMCU作品をめぐり、エマ・ストーンとマーベル社の交渉は成立しなかったようだ。
女優エマ・ストーンといえば、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでグウェン・ステイシーを演じていたことで知られている。
そんな彼女に、マーベル社は『ファンタスティック・フォー』最新作でのインビジブル・ウーマンことスー・ストーム役をオファーしていたが、残念ながら交渉が決裂してしまったという。
これは、先日、映画評論家のジェフ・スナイダーが、ポッドキャスト番組「The Hot Mic Podcast」に出演し、明らかにしたもの。『ファンタスティック・フォー』最新作ではスー・ストームがキーパーソンとなるため、マーベル社としては「トップ女優」に演じてもらいたかったとし、エマ・ストーンが第一候補に上がっていたと明かした。
ジェフ・スナイダーによると、エマは自分の価値をよく理解した上で、2000万ドル(約27億6000万円)というギャラを要求したが、マーベル側は、他のキャストの分も予算を確保しておかなければならなかったため、この要求をのめなかったという。
同作ついては、ミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズ役に、アダム・ドライバーが内定したと報じられている。しかし、その報酬はエマが要求したほどではなかったとされていることから、マーベル社が俳優たちへ支払うギャラを適切に分散させていることがわかる。
スナイダーは番組の中で、当初マーベル側は、スー・ストーム役をエマにすることでほぼ決定していたとしつつ、その交渉がうまくいかなかったことから、「スー・ストームにスター女優があてられるのか、それとも、新人が発掘されるのか、この先の行方を見守るしかない」と付け加えた。
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