メーガン妃の戴冠式欠席について、故エリザベス女王はどのように思っているだろうか。
このたびThe Post紙の独占取材に、故ダイアナ妃に10年以上仕えたという元執事のポール・バレルが応じた。
この中でポール・バレルは、5月6日に行われたチャールズ国王の戴冠式にメーガン妃が欠席したことについて、故エリザベス女王は、「おそらくベストな選択」だと考えただろうと語っている。
「女王は決して、だれかに責任を押し付けるようなことはありませんでした」と語ったバレルは、その上で、「私の考えですが、女王であれば、『ハリー(ヘンリー王子)にとって、メーガンがあの場にいないことが、おそらくベストな選択』と考えたのではないでしょうか。メインイベントや関連行事に水をさすことになったでしょうから」と続けた。
チャールズ国王の次男ヘンリー王子をめぐっては、2020年にメーガン妃とともに王室のシニアロイヤルを離脱し、アメリカに移住して以降、あらゆるメディアで王室批判を展開してきたことから、親子のミゾは深いと報じられてきた。
さらに今年1月、ヘンリー王子は出版した回顧録「SPARE/スペア」の中で、チャールズ国王や兄のウィリアム王子との間にあったイザコザを赤裸々に告白。世界中の関心を集め、ベストセラーとなった。
今回の戴冠式は、この回顧録出版後初の公式行事ということもあり、そもそもヘンリー王子夫妻が出席するのかという点に大きな注目が集まっていた。
結果的に、戴冠式にはヘンリー王子のみが出席。メーガン妃は、当日が長男アーチーくんの4歳の誕生日だったこともあり、アメリカ・カリフォルニア州の自宅にとどまるという選択をした。
ヘンリー王子も、戴冠式にこそ出席したものの、その後は会場となったウェストミンスター寺院から空港へ直行。親子の会話すら交わさずに、アメリカへとんぼ返りしたと報じられた。