先月、メンタルヘルスの施設に入院した歌手のブリトニー・スピアーズが、入院は自分の意思に反したものであったと主張した。
ブリトニー・スピアーズは今年4月始め、メンタルヘルスケアの施設に入院。原因として、病気となった父ジェイミーの看病や、普段から飲んでいる薬を飲まなくなったことなどが噂されていた。彼女は4月末に同施設を退院している。
その後、「ブリトニーは彼女の意思に反し、成年後見人である父の判断で強制的に入院させられた」と話す関係者があらわれた。成年後見人というのは、意思能力にある継続的な衰えが認められる場合に、その衰えを補い、その者を法律的に支援する人物、制度のことであり、現在はブリトニーの父ジェイミーが法律上の後見人。ブリトニーの代わりに様々な決定や判断をする権利があるという。
退院後の元気なブリトニー
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ブリトニーは5月10日、裁判所でのヒアリングに出席。そこで裁判官に対し、メンタルヘルス施設への入院は自分の意思に反した決断であったこと、さらに父が薬を飲むように強要してきたと主張。ブリトニーの母、リン・スピアーズはブリトニー側についているという。
TMZによると、法的後見人である父ジェイミーでも、本人の意思に反し入院させたり、薬を飲ませる権利はないという。また、ブリトニーの同意がなかったとした場合、これを受け入れた施設側にも罪が問われる可能性があるという。
今回裁判所でのヒアリングでブリトニーは、後見人制度についていくつか調整の条件を申し出たが、却下された。関係者によると、彼女は11年間続いている後見人制度を終了したいと主張しているそうだ。
これを知ったファンは「#FreeBritney」というハッシュタグをSNSで拡散。ブリトニーの解放を願うアクティビストたちは、ブリトニーが裁判所へ出頭した際もいたという。
過去に奇行が目立ち、実際に死の淵をさまよった経験もあるブリトニー。現在はすっかり健康的な生活をしているようだが、今後の後見人制度はどうなるだろうか。
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