女優で声優のサマンサ・ワインスタインが、28歳の若さで他界した。死因は卵巣がんだという。
サマンサは2013年公開のホラー映画『キャリー』のリメイク版でヘザー役を演じ、さまざまなアニメーション作品で声優として活躍したことも知られている。
【動画】『キャリー』予告編
サマンサの死は「サマンサは、5月14日午前11時25分に、トロントのプリンス・マーガレット病院で、愛する人々に囲まれながら亡くなりました」と、彼女のインスタグラム内で発表された。投稿では、彼女が銀河の中に浮かんでいるように編集された微笑ましい写真が添えられている。キャプションには「がん治療を2年半経験し、世界中を飛び回り、数々のアニメーションキャラクターの声を演じ、音楽を作り、ほかの人よりも人生についてより多くのことを知っていた彼女は、次の冒険へ旅立ちます」と書かれている。

死去したことがインスタグラムで発表されたサマンサ・ワインスタイン
サマンサは、がん闘病中の2022年10月に、マイケル・クナットソンと結婚していた。
最近、サマンサとマイケルは少し遅めのハネムーン旅行で日本を訪れていた。サマンサは今月初めにインスタグラムで来日の様子を公開していた。

新婚旅行で日本を訪れたサマンサ・ワインスタインとマイケル・クナットソン(右)
サマンサは、「みんな、日本タイムだよ!!これは日本での新婚旅行の初めての投稿だよ!」と楽しそうな様子を公開。
「私たちはファーストクラスで飛んできたんだ!!シャンパンが飛び交い、子供たちの涙で作られたスープを出してくれた。実際には飛行機で寝たの。車のシートみたいな感じで全く寝られないんだけど、起きたときには着陸まであと2時間もなくて、最高の気分だった。13時間の時差には価値があった」
サマンサは以前、自身のエッセイで、25歳の時に卵巣がんと診断されたと明かした。その後の週に夫と出会ったとも述べた。
「がんになることは私にとって最悪のことであり、しかし奇妙なことにそれは同時に最高のことでもあった。私の人生には想像を超えるほどの愛があり、自分自身に対してもっともっと愛を抱いていますし、毎日を贈り物のように感じています」とつづっていた。

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