女優のハリー・ベイリーが、実写版『リトル・マーメイド』での髪型について語っている。
ハリーは、2023年6月9日公開の実写版『リトル・マーメイド』でアリエル役を務める。すでにアリエル役のハリーの写真がいくつも公開されているが、実写版では彼女の“美しく赤いドレッドヘア”に目を奪われることになるだろう。
【動画】『リトル・マーメイド』予告編
ドレッドヘアは、髪がロープのように束になった髪型。長い歴史をもち、黒人のアイデンティティーにも深く結びついた髪型だ。
ハリーは、アリエル役のためにドレッドヘアをやめることはなかったという。監督のロブ・マーシャルですら、彼女にドレッドヘアのままでいてほしいと言ったという。
「この映画で、自然な髪のままでいることは非常に重要だったの。ロブ監督に感謝している。監督はドレッドヘアを変えないでほしいと願っていたの。誰かが共感してくれることは常に重要なの」と、ハリーは以前、Ebony誌に語っていた。
「私は5歳のときからドレッドヘアをしているから、それは私の一部なの」と切り出したハリーは、「私たちはこのような大きなスクリーンで自分たちの髪を見ることができるようになる必要があるの。それによって私たちはそれが美しく、十分に受け入れられているんだとわかるの」と述べた。
さらに、ハリーは、役のために髪がアリエルより赤くなるようにしたと明かした。
「(アリエルは)赤い髪を持っているけど、それは彼女の非常に象徴的な部分なの。でも、私は黒人女性で、ドレッドヘアをしているから、(プロデューサーたちは)それをアリエルの姿に取り入れたいと思ってくれて、本当に尊敬してる」とGlamour誌で述べた。
ハリーは、アリエル役に合わせて髪色を変えるために、根元を赤く染め、ドレッドヘアで束になっている部分も赤くしたという。これによって、ハリー版アリエルの髪型が完成した。
ハリーは「ヘアスタイリストのカミール・フレンドとメイクアップアーティストのカット・アリは、どちらも人種の違う女性だから、非常に快適だった。2人とも、私自身や、髪やメイクをどのようにしたらよいか知っているの。昔はそうではない撮影現場にいたこともあったから」と語った。
映画の撮影期間、ハリーは姉と一緒にライブに出かけても、髪を隠していたという。スクリーン上で彼女の姿を見られる日が待ち遠しい。
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