「ミーゴス」メンバーの関係性について、衝撃の事実が発覚し、大きな話題となっている。
2008年に結成され、「Versace」などのヒット曲で知られる3人組ヒップホップグループ ミーゴス。長年にわたり、メンバーのクエイヴォ、オフセット、テイクオフは親戚関係にあると信じられてきた。
これまで、クエイヴォはテイクオフのおじであり、オフセットはテイクオフのいとこだとして、広く知られていた。
2022年11月、最年少のテイクオフが銃撃によって命を落とした際には、クエイヴォもオフセットも、自らのSNSに深い悲しみをつづり、家族として過ごした多くの時間をふり返っていた。
そんな中オフセットが、クエイヴォやテイクオフと「赤の他人」であることがわかった。
これは、オフセットが最近応じたVariety誌のインタビューにて明らかにしたもの。クエイヴォとテイクオフが親戚関係であることは間違いないものの、オフセットは、クエイヴォやテイクオフと血のつながりがなかったのだ。
オフセットとクエイヴォ、そしてテイクオフの関係は、オフセットが小学校6年生だったときにさかのぼる。
当時、ジョージア州で暮らしていた3人。オフセットとクエイヴォは、同じ小学校のクラスメイトだった。3学年下には、クエイヴォの甥(おい)、テイクオフがいた。
3人はあっという間に意気投合。毎日のように一緒に遊ぶようになり、仲を深めていった。
そして2008年、ミーゴスを結成する。
オフセットは今回のインタビューにて、テイクオフとの最後のコラボレーション楽曲のことや、彼を偲(しの)んで、背中全面に入れたタトゥーのこと、今後の音楽活動のことなど、多くを語っている。
しかし、テイクオフの射殺事件に関する話題になると、「いま、テイクオフのことを話すのはむずかしい。話したくないんだ」と口をつぐみ、動揺する心を落ち着かせるように、「少し休憩させてくれ」と別室に向かったのだった。