ノエル・ギャラガーが、マシュー・ヒーリーの発言を痛烈に批判している。
このたび、「Spin」のインタビューに応じたノエル・ギャラガーは、自身がかつて所属し、2009年に解散したロックバンド オアシスの再結成について語った。
オアシスはノエルと彼の弟リアムが中心となって活動していたが、解散の原因は兄弟の仲たがいだったとされている。
そんなオアシスの再結成について、先日、ロックバンド The 1975のフロントマンであるマシュー・ヒーリーが、ノエルとリアムについて、「お互いに大人になるべき」と発言。その理由として、「(ノエルのバンドの)ハイ・フライング・バーズや、リアム・ギャラガーのライブには行くけど、オアシスのライブには行かない、なんて言う人は1人もいない」と述べ、グループを再結成すべきだと主張した。
ノエルはインタビューの中で、マシューのこの発言についてたずねられた。
ネット上では大きな話題となっていたマシューのコメントだが、ノエルはインタビューで触れられるまで知らなかった様子。
「ああ、あのマヌケ顔のクソヤロウか。ヤツが何か言っていたのか?」と痛烈に皮肉ると、「ヤツには想像すらできないんだろうな。一度自分のバンドがどれだけクソか考えて、解散したほうがいい」と反撃した。
さらに、ノエルは、オアシスの再結成に「そもそも興味がない」とし、その理由について、「もしオアシスがそのポテンシャルを十分に発揮できていなかったら、いまの態度とは違ったかもしれない。でも、オアシスはやろうとしたことをすべてやり遂げた。それ以上のこともね」とオアシスとしての活動に満足しているためだと明かした。
そのうえで、ノエルは「なんで再結成の声があがるのか、その意味が分からない。あれはそのときだけの出来事だったんだ。逃してしまったのなら残念だ。俺はセックス・ピストルズの時代を逃してしまったけれど、なんとか乗り越えた。だから、みんなも乗り越えるべきなんだ」と呼びかけた。