マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のアイアンマン(トニー・スターク)役で知られるロバート・ダウニー・Jr.は『ファンタスティック・フォー』に出演するところだったと、マーベルの監督/俳優のジョン・ファヴローが明かした。
スタークの運転手兼個人秘書のハッピー・ホーガン役でも知られるジョン・ファヴローは、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギとの最近の座談会で、この事実を明らかにした。「Marvel Entertainment」のYouTubeチャンネルに投稿されたビデオで、2人は15周年を記念して『アイアンマン』映画の原作について回想した。『アイアンマン』は2008年に公開され、MCUの始まりのキックオフとなった。
対談の中でファヴローとファイギは、ダウニー・Jr.をこの役に起用したことで制作のすべてが変わり、しかもそれが良い方向に向かったこと明かした。
ファイギは、「他にも何人か検討していたが、ダウニー・Jr.を選んだのは明らかだった」と語り、ファヴローは、「アイアンマン」の前に別のスーパーヒーローの役で検討されていたことは知っていたという。「ロバートがこの作品の総監督に就任したことは覚えているし、みんなも別のプロジェクトで、ドクター・ドゥームか何かのために、すでに彼と会っていたと思う」と明かした。「彼は『ファンタスティック・フォー』に参加していたから、みんな彼が誰なのか知っていたんだと思う。私は彼と一緒に座って、『なんてこった、彼の目の中にある輝きを持っている、そして彼は準備ができている』というようなことを覚えているよ」と当時を振り返っている。
[PR]最初のミーティングの後、ファブローは、オフィスでファイギとオーディションを受けた俳優について話し合ったことを思い出したという。そして、二人ともダウニー・Jr.には特別な何かがあると感じていたようだ。