米ディズニーが、ストリーミングサービスの「Hulu」の100%支配権権を獲得し、子会社化することがわかった。
Billboardによると、米ウォルト・ディズニーは、オンライン動画配信サービス、Huluの未保有株式を米コムキャストから取得し、完全子会社化する。激化するストリーミング業界の中で、競合であるNetflixなどへの対抗策を狙ったものだとみられる。
コムキャストは2024年からディズニーに保有株を売却でき、その時点のHulu株の評価額としてディズニーは最低275億ドルを保証する。
Huluがサービスを開始したのは10年以上前、人々がデジタルメディアに注目し始めた初期の頃。Huluは親会社のテレビ局が放送し終えたエピソードを、オンラインで見るためのプラットフォームとしてスタートした。現在ではテレビで放送されたエピソードに加えオリジナルシリーズなども豊富に配信している。
現在HuluやNetflix、Amazonプライムなど競争が激しいストリーミング業界だが、さらに2020年にはNBCユニバーサルが独自の配信サービスを開始。ワーナー・メディアやAppleもオリジナルコンテンツを配信するサービスを開始するなど、競争はさらに激化するとみられる。
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