『バービー』の映画が原因で、世界中のピンクのペンキが手に入りづらくなっているという。
2023年夏に公開される映画『バービー』。主人公バービー(演:マーゴット・ロビー)とボーイフレンドのケン(演:ライアン・ゴズリング)が暮らす世界「パーフェクトワールド」は、明るいピンク色であふれている。
このたび、Architectural Digest誌のインタビューに応じた同作の監督グレタ・ガーウィグは、そんな世界を舞台にした撮影の裏側を明かしている。
「ドリームハウス(バービーが暮らす家)のとんでもなく楽しいっていうところを表現したかった」と語ったグレタ・ガーウィグは、「『子どもらしさ』を維持することがもっとも重要だった。だから、使用するピンクはとても明るく、すべてがやりすぎになるくらいにしたかったの。幼い頃、バービーを好きになったきっかけを忘れたくなかったから」と付け加えた。
プロダクション・デザイナーのサラ・グリーンウッドによると、彼女は幼いころにバービーに触れたことがなかったという。そのため、Amazonにてドリームハウスを注文し、世界観を学ぶところからスタートしたそうだ。
その上でのセットの設営について、当初「サイズ感が奇妙だ」と感じたことを明かし、「天井が頭にかなり近い位置にあり、部屋を横切るにも数歩しかかからない。俳優がその空間では大きく見えても、全体としては小さく見えるという不思議な効果があるの」と説明している。
また、サラ・グリーンウッドはインタビューの中で、ファンタジーの世界のセットを手作りするのにあまりにも急ぎすぎたことから、「世界中のピンクを使い果たした」と告白した。
映画『バービー』は、8月11日より全国ロードショー。
【動画】映画『バービー』US版本予告 2023年8月11日(金)公開
映画『バービー』
キャスト:マーゴット・ロビー「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒」、ライアン・ゴズリング「ラ・ラ・ランド」、シム・リウ「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、デュア・リパ、ヘレン・ミレン「クイーン」
監督・脚本:グレタ・ガーウィグ 「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語」
脚本:ノア・バームバック「マリッジ・ストーリー」
プロデューサー:デヴィッド・ヘイマン「ハリー・ポッター」シリーズ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
■配給:ワーナー・ブラザース映画
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