コメディアンで俳優のピート・デヴィッドソンは、ペットショップで犬を買ったことを動物愛護団体に非難された後、過激なボイスメッセージを残したようだ。
ピートといえば、ニューヨークにて恋人のチェイス・スイ・ワンダーズとともに、ペットショップ「Citipups」でミックス犬のキャバプーを購入。しかし、ネット上では、彼らが犬を「買う」という選択をしたことに対し、怒りの声が寄せられ、炎上していた。
新たなPage Sixの報道によると、ピートは、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)の残虐行為調査担当上級副社長のダフナ・ナクミノビッチに、自分は重度の犬アレルギーだから、どんな犬種も飼えないという内容のボイスメッセージを残したのだという。またそのメッセージでは、「2歳になる母の犬が1週間前に死んでしまったから、みんなとても悲しんでいて、だから特定の犬を飼うことになった」と話し、じつは今回購入した犬は母のためのものだったと付け加えた。
そして「つまらないから、人のためにニュース記事を作る前に調べろよ」「くたばれ」と、Fワードを使いそのメッセージを終えた。
その後、ピートはTMZの声明の中で、彼の怒りは愛犬ヘンリーの死を前にして彼と彼の家族が経験している悲しみによるものだと語った。「母と妹があんなに泣くのを見たのは、20年以上ぶりだ。ぼくは家族を元気づけようとした。お店がぼくの許可も認知もなく撮影したことに、すでに動揺していた」とピートは説明した。さらに「その後、この組織(PETA)はぼくたちを公に見せしめ、ぼくたちの悲嘆にくれる状況をさらに悪化させた。ぼくは動揺している」と続けていた。
またボイスメッセージを残したことに関しては、「言葉の選び方が悪かった。言ったことは言うべきじゃなかったけど、自分と家族のために立ち上がったことは謝らない」と話している。