ロイヤルファミリーは、なぜリリベットちゃんの誕生日に、公式の祝福メッセージを出さなかったのか。
6月4日(日)、ヘンリー王子とメーガン妃の長女リリベットちゃんが、2歳の誕生日を迎えた。
イギリス王室では、ロイヤルメンバーが誕生日を迎えると、公式SNSを通じて祝福のメッセージを送るのが慣例になっている。実際、昨年のリリベットちゃんの1歳の誕生日には、故エリザベス女王のSNSをはじめ、ウィリアム王子(当時)とキャサリン妃の公式ツイッターなどが、「今日1歳になったリリベット、誕生日おめでとう!」と発信していた。
Wishing a very happy birthday to Lilibet, turning one today! 🎈
— The Prince and Princess of Wales (@KensingtonRoyal) June 4, 2022
しかし、今年の誕生日、ロイヤルメンバーのSNSは動かなかった。多くの人々がさまざまな憶測を立てる中、王室関係者がその理由を語っている。
王室関係者はETの取材に対し、「ロイヤルメンバーの中でも、公務についていないメンバーやその子どもたちを公式のSNSで祝福することは、これまで一度も規定されていないのです」と、公式SNSを通じたバースデーメッセージが、あくまでもロイヤルメンバーによる「気配り」であったことを強調。そのうえで、チャールズ国王とカミラ女王の決断により、「今後そのようなお誕生日祝いは、個人的に送られることになるでしょう」と続けた。
別の関係者は、国王は世界に向けてこそ発信しなかったものの、個人的にプレゼントとメッセージを贈ったのではないかと語る。
「チャールズ国王は側近に、屋外で使用する子ども用のプレイハウスを探させていたようです。エリザベス女王とマーガレット王女が、幼いころに遊んでいたものとよく似たものだそうですよ」と明かしている。
なお、昨年の誕生日は、故エリザベス女王の在位70周年を記念した式典「プラチナジュビリー」に参加するため、イギリスのフロッグモアコテージに滞在していたリリベットちゃん。誕生日当日には、庭で小さなバースデーパーティーが開かれたものの、ロイヤルファミリーは参加しなかったと報じられていた。