俳優のアンソニー・ホプキンス(85)が、マーベル映画を非難し、グリーンスクリーンの前でソーシリーズを撮影するのが嫌だったと明かした。
2011年の『マイティ・ソー』でオーディン役を初めて演じてから10年以上が経ち、アンソニー・ホプキンスはマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)での経験について話している。
アンソニーは、2011年の『マイティ・ソー』、2013年の『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、2017年の『マイティ・ソー バトルロイヤル』でオーディンを演じたが、その経験は彼にとっていいものではなかったようだ。「彼らは私に鎧(よろい)を着せ、ひげを付けた。玉座に座って、少し叫べばいいんだ。グリーンスクリーンの前に座っていて、無意味な演技だった」とニューヨーカー誌に述べた。また、MCUがハリウッドを丸ごと「飲み込んでしまう」ともコメント。
[PR]興味深いことに、アンソニーは、当時引退を考えていたため、『マイティ・ソー』でこの役を得たことが、俳優としてのキャリアを継続することにつながったと最終的に評価している。
また彼は、2021年に出版された『The Story of Marvel Studios』の中で、『マイティ・ソー』の監督ケネス・ブラナーが、俳優を続けるために必要な励ましを与えてくれたと明かしている。
「ブラナーは私に仕事をするための力を取り戻してくれたんだ。本当にあきらめようと思っていたんだ。でもね、(ブラナーが)そうさせないんだ」と彼は語っていた。
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