『JUNO/ジュノ』や「アンブレラ・アカデミー」などで知られるエリオット・ペイジが、トランスフォビック・アタックにあったことを明かした。
トランスフォビック・アタックとは、トランスジェンダーの人々に対して行われるヘイトクライムや差別的な行為のことを指す。身体的な暴力、言葉による攻撃、いじめ、差別的な法律や規制など、様々な形があり、トランスジェンダーの人々が自己表現や安全な環境で生活することを妨げ、心身の健康や社会的な参加に影響を与えることがある。
エリオットは、昨年、怖いトランスフォビック・アタックにあったことを『ロサンゼルス・タイムズ』との新しいインタビューで語った。彼は、ロサンゼルスのホテルの外で男に暴行を受けると脅されたという。
エリオットは昨年、ウェストハリウッドのサンセットとラ・シネガにあるコンビニエンスストアに向かって歩いているときに、知らない男から「ゲイに殴られるぞ、クソ野郎」と叫ばれたのだという。
その後、従業員に助けを求めようと店に入ったところ、その男が「これだから銃は必要だ!」と怒鳴ってきたのだという。エリオットは、「今、ロサンゼルスにいるとき、以前散歩に行ったときのような心地よさはない」と同誌に語った。
かつてエレン・ペイジとして知られ、2020年にトランスジェンダーであることをカミングアウトしたエリオット。近日発売予定の回顧録「Pageboy(原題)」では、女優のケイト・マーラと関係を持っていたこと、ある大物俳優から「お前がゲイでないということをわからせるために、お前を犯してやるよ」と言われたことを明らかにしている。
tvgrooveをフォロー!