人気海外ドラマ「ブレイキング・バッド」のウォルター役で広く知られる俳優のブライアン・クランストン(67)が、2026年に俳優業を休業する予定であることを明らかにした。
40年以上に渡り、舞台やスクリーンで活躍してきたブライアンは最近、英GQ誌のインタビューにて、2026年に俳優業とビジネス業から一時的に引退し、妻ロビン・デアデンともっと多くの時間を過ごす予定であることを告白した。
「従来の考え方から脱却したいんだ。過去24年間、ロビンは僕にぴったり寄り添って生きてきた。彼女は僕の“プラスワン”として過ごしてきた。セレブの妻として。彼女は僕に合わせて自分の人生を方向転換したり調整したりしなければならなかった。それによって大きな恩恵も受けたけれど等しくはない。僕は均等にしたいんだ。彼女はそれを受けるにふさわしい」
ブライアンとロビンは1986年にテレビドラマ「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ」の撮影現場で出会い、1年後に交際をスタート。1989年に見事ゴールインをはたし、娘テイラー・デアデンをもうけた。
米Entertainment Weeklyによると、ブライアンは自身の制作会社「Moonshot Entertainment」を閉鎖し、「ブレイキング・バッド」の共演者アーロン・ポールと設立したメスカル(※)会社「Dos Hombres」の一部を売却する予定だという。
※メキシコ原産の蒸留酒のこと。
ブライアンはまた、休業中は妻ロビンと共にフランスの小さな村に移り住み、言語力を磨いたり、ガーデニングをしたり、料理をしたりと、落ち着いた日々を過ごしたいと述べている。
「そういう経験をしたいんだ。日帰り旅行に行ったり、暖炉に火をともしたり、新しい友人と一緒にワインを飲みたい。脚本を読むんじゃなくてね」