オスカー受賞者のルピタ・ニョンゴは、現地時間6月11日(日曜日)に開催されたトニー賞2023のレッドカーペットで、自身の裸体から成形した超リアルなシルバーの胸当てを身にまとい、注目を集めた。
ルピタはこの日、デザイナーであるミーシャ・ジャパンワラのカスタムデザインを身につけた。ルピタはこの衣装を身につけたことを「恥知らずな体外離脱体験」と表現し、また「光栄で、謙虚で、強化され、活力を与えられた」と、インスタグラムにて心境を明かしている。また「ミーシャ・ジャパンワラはパキスタンのアーティストでありファッションデザイナーで、その作品の根底は、自分の身体に付随する外的な恥辱を拒絶して、解体することです。彼女の芸術的プロセスでは、抵抗と祝福の行為として、また、私たちの身体で自由に存在することを許されることの主張として、人の身体のリアルで真実の記録を作成しているのです」と説明した。
ミーシャ・ジャパンワラといえば、カーディ・Bやジュリア・フォックス、ホールジーのために同じような胸当てを作成したことでも知られている。
このルピタの衣装について、「驚異的」などの絶賛のコメントがあった一方で、「上品とは言えない、とても不愉快だ」などの批判的コメントも見向けられた。
ミーシャ・ジャパンワラの展覧会「Beghairati Ki Nishaani: Traces of Shamelessness」は、ニューヨークのHanna Traore Galleryにて7月30日まで開かれている。
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