クリス・ヘムズワースは、ジェレミー・レナーの事故から「悟った」ことがあるようだ。
このたび、「GQ」イギリス版のインタビューに応じた俳優のクリス・ヘムズワースは、ジェレミー・レナーの事故と、それが彼に与えた影響について語った。
映画『アベンジャーズ』シリーズのホークアイ役として知られるジェレミーは、今年1月、自宅近くで7トンもの重さのある除雪車の下敷きになるという事故にあった。彼は瀕死(ひんし)の重傷を負ったものの、ドクターヘリで搬送され、2度の手術の末、一命を取り留めた。ジェレミーは現在も、俳優復帰に向けリハビリを続けている。
同じく『アベンジャーズ』シリーズでソー役を演じ、ジェレミーとの共演経験もあるクリスは、事故の一報を聞いた直後のできごとについて、「『アベンジャーズ』のグループチャットがあって、みんなとまどっていた。僕たちの誰もが、事故がどれほど深刻なものだったか知らなかったんだ」とふり返ると、「その瞬間、『ああ、僕たちの誰もが、いつ死んでもおかしくないんだ』ということを思い知らされたんだよ」と続けた。
そんなクリスは、今年8月に40歳という節目を迎える。
「人生がいかに早く過ぎ去っていくかを考えさせられた」と告白したクリスは、「40歳にはなりたくないな。また25歳くらいのような気がするんだけど。時間もたくさんあるんじゃないかと感じている。いまは、『ああ、もう半分まできちゃったのか。いや、半分以上か』って感じだ」と本音を明かした。
その上でクリスは、「これからも時間はたくさんある」と述べつつ、「まぁ、そこまで辿り着ければね。現実は、『もうここには戻れない』って気持ちでいっぱいさ」と語っている。
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