マーベルの映画『Avengers: The Kang Dynasty（原題）』の公開日が延期になったことがわかった。
映画情報などを発信しているエンタメサイト「ComingSoon.net」によると、『アベンジャーズ』シリーズの最新作『Avengers: The Kang Dynasty』は、公開日が2025年5月2日から2026年5月1日に変更になったという。
延期の背景には、現在ハリウッドで巻き起こっている「脚本家ストライキ（※）」が関係しているという。
※アメリカ国内の脚本家およそ1万1,500人が所属する全米脚本家協会（WGA）と、全米テレビ制作者同盟（AMPTP）の間におきた、賃上げや待遇改善に関する交渉が決裂したことによるストライキ。
『Avengers: The Kang Dynasty』は、『シャン・チー／テン・リングスの伝説』（2021）でメガホンをとったデスティン・ダニエル・クレットンが監督を務める予定。マーベル社の社長であるケヴィン・ファイギによると、同作はMCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）のフェーズ6の最終作として計画されているという。
『Avengers: The Kang Dynasty』のキャストは現時点で発表されていないが、悪役をジョナサン・メジャース（『アントマン＆ワスプ：クアントマニア』）が演じると言われている。なお、ジョナサンは今春、女性への暴行容疑で逮捕。のちに同人物は訴えを取り下げたが、この件が同作のキャスティングに影響するかは定かではない。
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