ノーマニが、自身の家族について語っている。
現在活動休止中のガールズ・グループ「フィフス・ハーモニー」のメンバーで、ソロシンガーとしても活躍するノーマニがこのたび、Boseのインタビューに登場。
この中で、両親がともにガンと闘っていたことを打ち明けた。
ノーマニによると、母親が2度目のガン宣告を受け、化学療法を受けていた1年後に、父親もガンと診断されたのだという。
「私の母が化学療法を受けている間、彼女をふるい立たせていたのは、私とのFaceTime通話だった。『仕事の方はどうなの?』っていつも気にかけてくれて。彼女はいつだって、私たちが取り組んでいる新しい楽曲を聴きたがったのよ」と母親とのやりとりを明かしたノーマニは、「そして、その1年後、父がガン宣告を受けたの。治療を通して、彼は言うでしょうね。『君が世界的な歌手になるのが楽しみなんだから』って。私は、音楽に何度も救われたの」と付け加えている。
なお、父親の現在の病状はわかっていない。
そんなノーマニは自らに対し、「あなたは、自分の能力を最大限に引き出し、神が求めること、そして自分がやるべきことをやるためのツールを、すべて持っているんだ」と言い聞かせていると明かしている。
ノーマニの母アンドレア・ハミルトンさんは、ノーマニが4歳のとき、1度目の乳ガンの診断を受けた。そして一度は治療を終えたものの、2020年10月に再びガン宣告を受けている。
当時ノーマニは、出演したラジオ番組の中で、母親の闘病中にリリースした楽曲「Wild Side」について、「じつを言うと、この曲を世界に送り出すことで、私自身が救われたの。化学治療や放射線治療の間、母とFaceTime通話をしているとき、彼女はいつだってこの曲の仕上がり具合を気にしていた。最新の状況を知りたがったの。話を聞くことで、治療を乗り越えようとしていたのよ。人生で一番真っ暗な時期だった。でも、この楽曲で乗り越えられた」と、楽曲制作が母の闘病に与えた影響を語っていた。