映画『ゴーン・ガール』のベン・アフレックのキャラクターは、別の大スターが演じるかも知れなかったようだ。
本作は、デヴィッド・フィンチャーが監督し、ギリアン・フリンが同名のベストセラー小説を基に脚色した作品で、ベンはニック・ダンというミズーリ州の男を演じた。彼は妻エイミー(ロザムンド・パイク)の突然の失踪事件の第一容疑者となり、メディアの厳しい目にさらされることになる。メディアと接した自身の経験を生かしたベンの演技は、彼のキャリアの中でも最高傑作と絶賛された。
しかし、『ゴーン・ガール』でベンが演じたキャラクターは、『トップガン マーヴェリック』や『ベイビー・ドライバー』などで知られる俳優のジョン・ハムが演じるかも知れなかったという。ジョンは人気トーク番組『Watch What Happens Live with Andy Cohen』に出演した際に、この事実を明らかにした。
番組内でファンの質問に応えたジョンは『マッドメン』のドン・ドレイパー役のために降板することになったものの、当初は『ゴーン・ガール』のダン役を演じる予定だったという。「ぼくは最後まで落ち込んでいた。ぼくが出演するはずだったんだけど、ドレイパー氏の冒険の続きを撮らなければならなかったんだ。『ゴーン・ガール』の主人公はセントルイス出身。ボストン出身のかわいそうなベンは、カージナルスの帽子をかぶらなければならなかったよね。彼はそれをあまり快く思っていなかった」とジョークまじりにコメントした。
『ゴーン・ガール』でのベンの演技は、ニック・ダンの複雑な層を捉えていると広く評価された。ジョンが演じていたら、どのような作品になっていたのだろうか・・。
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