マイケル・シャノンが、あの人気スペースオペラへの参加を断っていたことを明かしている。
このたび「Empire」誌のインタビューに応じた俳優のマイケル・シャノンが、世界的な人気をほこる『スター・ウォーズ』シリーズからのオファーを断った理由を語った。
マイケルはインタビューの中で、「ああいう大きすぎる映画には、いつも少し警戒しているんだ」と打ち明けると、「というのも、たくさんの時間を取られることになる上に、仕事をしていてもあまり刺激的じゃないんだ。シリーズものという枠にはまりたくないしね。私はそういったことにおもしろみを感じないし、ずっと続けたいと思えないんだ」と説明した。
さらにマイケルは、「何かを作り上げるなら、そこに明確な理由がほしいんだ。分別のないエンタメは作りたくない。もうこれ以上、世の中に空っぽなエンタメは必要ないんだ。世間にあふれかえっているからね」と苦言を呈している。
シリーズものの映画に対し否定的な意見を述べたマイケルだが、DC作品である『マン・オブ・スティール』や『ザ・フラッシュ』で演じたゾッド将軍は、これまでとは異なる経験だったという。
『マン・オブ・スティール』のストーリーが、当時のマイケルにとって「かなり身近」なものであったことも、違和感なく演じられた理由の1つだったそうだ。
そんなマイケルだが、最新作『ザ・フラッシュ』の中で演じたゾッド将軍については、あまり納得がいっていないと告白している。
先日Collider誌のインタビューに応じたマイケルは、「こういうマルチバースの映画って、だれかがアクションフィギュアを戦わせているみたいじゃないか。『ここにコイツがいて、ここにはコイツ。で、2人が戦うんだ!』みたいなね。私が『マン・オブ・スティール』で感じたような、キャラクターを深掘りできる要素がなかったんだよね」とその理由を説明した。