ヘンリー王子が、オプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組で放ったある発言に、Spotifyの幹部が「ゾッとした」のではないかと言われている。
ヘンリー王子とメーガン妃夫妻がSpotifyと約28億円という大型契約を結んだのは2020年12月のこと。ある王室専門家は、ヘンリー王子がその4ヶ月後に出演したインタビュー番組の中で、この契約を「軽視する」ような発言をしていたのではないかと指摘する。
2021年3月、大物司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組に出演したヘンリー王子は、Spotifyやネットフリックスと交わした契約について、「計画の一部ではなかった」と述べている。
さらに、ヘンリー王子は、「僕の家族(イギリス王室)が僕のことを経済的に切り捨て、僕たちは警備費を自分たちで支払わなければなりませんでした。そのタイミングで、ある人から契約を提案されたのです」と、契約が自分の意思ではなかったと受け取れる発言をしたのだ。
Daily Mail紙の王室レポーター、リチャード・エデンは、ヘンリー王子のこの発言が、Spotify幹部に悪い印象を与えたのではないかと語る。
「1つのポッドキャスト番組を制作するには、非常に多くの労力がかかる。真剣な仕事だし、計画を立てるのも大変なんだ」と制作側の苦労を推しはかったリチャード・エデンは、「いきなりやってきて、『さぁ、今日は何をしよう?』なんてできるものではないんだ」と続けた。
さらにエデンは、「私は仕事のために(メーガン妃の)ポッドキャスト番組を聴かなければならなかったが…打ち切りと聞いてもおどろきはしなかったよ」と付け加えている。
同じく王室レポーターのレベッカ・イングリッシュも、エデンのこの発言に同意。その上で、ヘンリー王子夫妻は自分たちが関心を寄せるテーマでコンテンツを作りたかったのだろうが、世間は王室について聞きたかったのだと述べた。