ヘンリー王子は、Spotifyに対し、ある意外な人物とのインタビュー番組を提案していたようだ。
先日、音楽ストリーミングサービス大手Spotifyとの契約が終了したことが発覚したヘンリー王子とメーガン妃。
約28億円で契約しておきながら、制作した番組はわずか1本であったことから、突然の終了が波紋を呼ぶ中、ヘンリー王子がSpotify側に、ウラジミール・プーチン露大統領やドナルド・トランプ元米大統領、フェイスブック創設者のマーク・ザッカーバーグらと対談する番組を提案していたことがわかった。
6月22日(木)、情報筋がBloomberg紙に語ったところによると、ヘンリー王子は彼らと、「幼少期のトラウマ」について語り合うつもりだったという。
さらに、ローマ教皇と宗教について語り合う番組や、父親であることをテーマにした番組、気候変動など社会問題を取り上げる番組も提案していたとされている。
ウラジミール・プーチン露大統領やマーク・ザッカーバーグのような人物が、私生活についてインタビューに答えることはめったにない。
そのため、ヘンリー王子のこの突拍子のない提案には、Spotifyの重役たちも困惑したそうだ。
実現できるかどうかにかかわらず、さまざまな提案をしていたヘンリー王子だったが、そのどれもが採用されず、結果的にSpotifyが制作したのはメーガン妃が司会をつとめる「アーキタイプス」のみだった。
「アーキタイプス」は昨年8月から12月にかけて、全12エピソードが配信された。セリーナ・ウィリアムズやマライア・キャリーといった豪華ゲストを招き、世間にあふれる「ステレオタイプ」について議論したこの番組は、当初こそ人気ランキング1位を獲得したものの、後半はほとんど注目を集めることなくひっそりと終了した。
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