マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のサム・ウィルソン / ファルコン / キャプテン・アメリカ役で知られるアンソニー・マッキーは、もともとマーベル映画でブラックパンサーを演じたかったという。
アンソニーは最近、Inverseの取材に対し「ぼくはブラックパンサーについて、マーベルに何度も連絡していたんだ。手紙を書いたこともある」と明かした。「ぼくはブラックパンサーになりたかった」と告白したアンソニーは、スタジオが最終的に彼のマネージャーに電話し、マーベル・プロデューサーのネイト・ムーア、そしてジョー&アンソニー・ルッソ監督との面談を設定したことを明かした。
「忘れもしない、ジョー・ルッソが言ったんだ。君に出演してもらいたい。君がどんなキャラクターを演じるのか、他の誰が出演するのかは言えない。出てくれるか?って」とアンソニーは振り返った。「ぼくはこう思ったよ。ぼくはやるよ。ぼくは君たちが好きなんだってね」と続けた。
そしてアンソニーは数週間後、自分が演じることになると思っていたブラックパンサーではなく、ファルコン役にキャスティングされたことを知ったと明かした。「自分の映画を持てるほど存在感のあるコミック本の主要人物が他にいるだろうか?」と話したアンソニーは「だから、『サム・ウィルソンだ』って言われた時は、『マジかよ!』って思ったよ」と当時を振り返った。
最終的にティ・チャラ役にキャスティングされたのは、チャドウィック・ボーズマンだった。しかし、チャドウィックが2020年にガンで亡くなった後、昨年の『ブラックパンサー』続編『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』では、ブラックパンサーのマントは彼の共演者であるレティシア・ライトに引き継がれた。
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