映画『バービー』に登場するピンクに染まった「マリブ・ドリームハウス」が、世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームの「Airbnb」に登場したことで、バービーが年収いくらか推測できるようになった。
you guessed it…
the barbie malibu dreamhouse is back on airbnb—but this time, it’s ken-ified 🛼🤠
everyone in barbie land can request to book this stay on july 17 at 10am PT: https://t.co/ux6FxeFkFb pic.twitter.com/MvCemFMjhU
— Airbnb (@Airbnb) June 26, 2023
映画『バービー』は、マテル社のバービー玩具にインスパイアされた初の実写映画となる。グレタ・ガーウィグが監督を務めるこの映画は、そのユニークなマーケティング戦術と、マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、ウィル・フェレル、デュア・リパ、ケイト・マッキノンら豪華キャストが集結したことで絶大な注目を集めている。しかし、同スタジオの最新のプロモーション戦術は、バービーの豊かさに思いがけない光を当ててしまったようだ。
「マリブ・ドリームハウス」がAirbnbに登場した後、RubyHomeの不動産業者(JournoResearch経由)は、現実の価値を推定するためにリスティングを分析した。バービーが家を貸し出すとすれば、入居者は月々約7万375ドルを支払うことになる。もし、この家を購入するとしたら、頭金20%で、住宅ローンを払い続けるには年間200万ドル(約2億8860万円)の収入が必要なのだという。
バービー・ドリームハウスのAirbnbは、この映画の最新のユニークなマーケティング戦術のようで、4人のゲストにこの豪華物件の1泊無料宿泊券が当たるチャンスがある。俳優のライアン・ゴズリング扮するバービーの恋人「ケン」が、一晩限りのホスティングに挑戦する。
本作のプロモーションは、これだけではない。4月に『バービー』チームは、AIバービー自撮りジェネレーターを発表した。ジェネレーターが個人の写真を撮り、バービー人形に変身させるというシンプルなコンセプトだ。しかし、このキャンペーンは瞬く間に広まり、全国のソーシャルメディアユーザーが自分だけのバービーを撮影し、シェアし始めたのだ。
映画予告編では、バービーとケンが現実世界に旅立つ姿が描かれているが、そこから先はまだ謎に包まれている。マリブ・ドリームハウスは、人々の興味をよりかき立てるすばらしいものだと言えるだろう。