ウィリアム皇太子とヘンリー王子が、亡き母のために手を取り合ったようだ。
6月30日(金)、世界を変える若い力を称える「ダイアナ・レガシー・アワード」の授賞式がオンラインで開催され、ウィリアム皇太子とヘンリー王子がそれぞれビデオメッセージを寄せた。
【動画】The 2023 Diana Awards Ceremony(ウィリアム皇太子のメッセージは4分35秒~、ヘンリー王子のメッセージは24分10秒~)
冒頭で登場したウィリアム皇太子は「受賞者たちを結びつけているのは、勇気、思いやり、そして他者の生活をより良いものにすることへの絶え間ない献身です」と述べ、アワードの意義を強調するとともに、「あなたがたは、皆にインスピレーションを与えてくれます。ダイアナ・アワードのような組織が、なぜ重要なのかを改めて認識させてくれるのです。 私たちが若い人たちに投資し、変化もたらすためのツールや機会を提供すれば、若者たちには世界を変えられる力があるのです」と語りかけた。
そして、1時間にわたるセレモニーの中盤には、ヘンリー王子のビデオメッセージが流された。「誰かが奉仕のためにその一歩を踏み出せば、その人は自動的にこの集団に加わることになります。たった1人が変革の導火線になるのではないのです。私たち一人ひとりが、より公平な世界をつくる手助けをする力を持っているのです」と呼びかけたヘンリー王子は、「母のレガシーは、今日の複雑な世界をどのように切り開いていくかの手本となり、インスピレーションを与え続けています。私たちが直面している数多くの課題は、若者や、彼らの未来に不釣り合いな影響を及ぼしているのです。気候変動やメンタルヘルス、制度的な不正義。このような障害はときに、圧倒的だと感じられるかもしれません。しかし、私たちが力を合わせることで発揮される総合的な力、つまり、多様な声や視点が持つ力が、私に希望を与えてくれるのです」と、エールを送った。
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