過激すぎる性描写が物議をかもしているドラマ「THE IDOL/ジ・アイドル」に関して、新たな事実が明らかになった。
Page Sixの独占取材によると、監督のサム・レヴィンソンは、ザ・ウィークエンドとリリー=ローズ・デップの残酷なレイプシーンについて、笑いながら撮影を指示していたという。あまりにも露骨過ぎるこの描写には、体液が写りこむシーンも含まれていたが、編集の最終段階でカットされたそうだ。
「THE IDOL/ジ・アイドル」は、新進気鋭のポップスター、ジョセリン(演:リリー=ローズ・デップ)と、ナイトクラブのオーナーでありながら、カルト団体のトップという裏の顔を持つテドロス(演:ザ・ウィークエンド)が出会い、セックスやドラッグがまん延する業界の闇にのまれていくという物語。中には、テドロスの豪邸のバスルームで、彼とジョセリンがセックスするシーンが含まれている。
情報筋はPage Sixに対し、このシーンの撮影中、サム・レヴィンソンが過激な演出を指示していたと暴露。この人物によると、サムはテドロスに、ジョセリンの首を絞めたり、「彼女の同意なしに」彼女の体内で射精したりするようにとハッキリと指示を出したうえ、その様子を笑いながらながめていたという。ザ・ウィークエンドとリリー=ローズは、サムの指示に応じるような演技をしていたものの、現場にいた人々の多くは、「非常に不快」だと感じていたそうだ。なお、実際にザ・ウィークエンドが、リリー=ローズの体内に射精した事実はないとされている。
さらに別の情報筋も、このシーンが撮影されたことを認めたうえで、「当初はジョセリンの妊娠騒ぎにつながる設定だったが、最終的にストーリー調整のためにカットされた。これは、ドラマ制作のプロセスにおいて一般的なことだ」と述べている。
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