グレタ・ガーウィグが、『ナルニア国物語』の監督をつとめることになったようだ。
8月11日から全国ロードショーされる話題の映画『バービー』の監督グレタ・ガーウィグが、C・S・ルイスによる子供向け小説シリーズ「ナルニア国物語」を原作としたネットフリックスの長編映画でメガホンを取ることが明らかになった。The Hollywood Reporterが報じている。
公式の発表はまだされていないものの、グレタは2022年、ノア・バームバック監督の映画『ホワイト・ノイズ』でネットフリックスと仕事をしている。そのため、彼女がいずれ『ナルニア国物語』の監督をするのではないかとのウワサは以前からあった。
そんな中、一部メディアで、グレタが『ナルニア国物語』シリーズで2本の映画を監督する契約を結んだことが報じられたのだ。The Hollywood Reporterはネットフリックスにコメントを求めたが、現時点で返答は得られていない。
ネットフリックスが『ナルニア国物語』シリーズの映画・テレビ放映権を獲得したことを発表したのは2018年のこと。同社のCEOテッド・サランドスは当時、「アスランというキャラクターや、ナルニア国という世界観は、ファミリー層にとって非常に魅力的なものです。我々は今後、何年にもわたってこの作品のホームになれることを楽しみにしています」と述べていた。しかし、この発表以降、シリーズに関するプロジェクトは一切明らかにされてこなかった。
なお、ネットフリックスは2021年、「チャーリーとチョコレート工場」などで知られる児童小説作家ロアルド・ダールの管理会社を買収しており、彼の作品である「マチルダは小さな大天才」や「奇才ヘンリー・シュガーの物語」の映画化をすでに発表している。
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