昏睡状態にあった女性が奇跡の出産・回復を果たし話題となっている。
ジャッキー・ミラー・ジェームズさんは、第1子を妊娠中に脳の血管が破裂し、治療の影響で昏睡状態におちいった。彼女は深い眠りについたまま、帝王切開を経て女の子を出産、さらに5回の脳手術を受けた。その後の近況を、家族が報告している。
ジャッキー・ミラー・ジェームズさんが昏睡状態におちいってから1カ月以上経った7月2日、彼女の家族がジャッキーのインスタグラムアカウントを更新。「ジャッキーへの愛を込めた祈りが届きました!」と報告すると、「ジャッキーが目覚めたのです。彼女は最近、全米でも有数の神経リハビリテーション病院に転院しました。最新の検査結果や数値、評価は期待以上のもので、医師はジャッキーの回復力におどろきを見せています」と、ジャッキーがリハビリに励んでいることを明かした。そのうえで、「回復への道のりはまだ長いです」と付け加えている。
帝王切開によって誕生した長女は、まだ昏睡状態にあったジャッキーの腕に抱かれたあと、12日間NICU(新生児集中治療管理室)に入院していたという。家族はそんな赤ちゃんの状態について、「赤ちゃんは家族全員にとって、つねに光を与える存在であり、幸せな、健康な、活発な小さな天使へと日々成長しています」とすくすく育っている様子を伝えると、「ジャッキーも先日赤ちゃんと対面を果たし、入院中も、家族全員と一緒に過ごしています」と続けた。
なお、ジャッキーはインスタグラムのフォロワー数約9万人をほこるインフルエンサーで、妊娠39週で入院するギリギリまで、妊娠中の様子やライフスタイル、ファッションを積極的に発信していた。家族は6月7日に、ジャッキーのインスタグラムを通じて彼女の入院を公表。この投稿には、830件近くのコメントが寄せられ、多くのフォロワーが彼女の回復を祈っていた。