「POSE/ポーズ」や『シンデレラ』（2021）で知られるビリー・ポーターが、夫のアダム・スミスと6年間の結婚生活にピリオドを打った。
ビリーの代理人であるサイモン・ホールズは、現地時間7月5日にピープルに対し「ビリー・ポーターと夫のアダム・スミスは、6年の結婚生活を終えるという悲しい決断をしました」と語った。「この決断は友好的でお互いにとって良いものであり、熟考の末に下されたものです」とし、ふたりはプライバシーを求めていると続けた。
ビリーとアダムは、2009年にディナーパーティで出会い交際に発展したが、1年後に破局。2人のロマンスの初期を振り返ったビリーは、2人はお互いに「夢中」だったが、より真剣になり始めるとすぐに破局したとPeopleに語っていた。しかし、2人は5年後にロマンスが再燃。最終的に2017年1月、婚約した。
結婚以来数年間、アダムはさまざまなレッドカーペットにビリーと同伴してきていた。ビリーといえば、2020年のグラミー賞の象徴的なルックスのほか、長年にわたってジェンダーの常識を破るファッションを披露してきた。
ビリーとアダムに子どもはいないが、ローラという名のオカメインコを共有しているという。
ビリーといえば過去に、HIV陽性であることを明らかにしていた。2021年にインタビューに応えた際、2007年に陽性と診断されたことを恥ずかしいと感じたと語っていた。また「POSE/ポーズ」にて、ビリー演じるプレイ・テルは、自分が陽性であることを知り「これは最も恐れていた瞬間。そして避けてきた。何年もね。何年も避けてきたが、ついにあの野郎が追いついた」と話すシーンがある。ビリーは涙を流しながら、これは単なる演技ではなく、実生活と役柄の“両方”を表現したのだと明かしていた。
