『フォレスト・ガンプ』で主人公の子ども時代を演じた男性が、ハリウッドへの思いを語っている。
1994年に公開され、その年のアカデミー賞を総ナメにした名作『フォレスト・ガンプ』。この作品で、主人公フォレスト(演:トム・ハンクス)の子ども時代を演じていたのが、当時8歳だったマイケル・コナー・ハンフリーズだった。
大ヒット作に参加したマイケル・コナー・ハンフリーズだったが、その後、脚光を浴びるのは自分に向いていないと判断。学校を卒業してからはアメリカ陸軍に入隊し、4年間を過ごした。
Michael Conner Humphreys & Hanna R. Hall – Forrest & Jenny – “Forrest Gump” pic.twitter.com/ycpdHNU8f9
— Cody (@codyghosthost) August 24, 2022
Michael Conner Humphreys
Young Forrest Gump, all grown up. pic.twitter.com/5WDr3Jex3H
— Yoshi Vu (@VuYoshi) August 9, 2020
このたび、英Sun紙のインタビューに応じたハンフリーズは、「ハリウッドは、子どもにとって健康的なライフスタイルと言えなかった」と告白。さらに家族も、生まれ育った故郷オレゴンからロサンゼルスへ引っ越すことに前向きでなかったことから、俳優の道へ進むよう勧められることはなかったという。「当時、両親は、映画の次にやりたいことを自分で決めさせたんだ。俳優業を押し付けるようなことはなかった」と語ったハンフリーズは、「とにかく楽しみたかったし、友だちとも遊びたかった」と続けた。そして、「特に学校が好きだったからね。オファーはきたけど、もっとたくさん仕事がしたいとは思わなかったよ」と付け加えている。
『フォレスト・ガンプ』への出演で一躍有名となったハンフリーズだが、その生活は比較的「普通」だったようだ。「正直なところ、あれで良かったと思うよ」と語ったハンフリーズは、「ハリウッドが華やかなところだとか、名声を追い求めるようなところだとか、そういうことは考えたこともなかった。正反対のところにいたんだ」と、当時の心境を明かした。
そんなハンフリーズだが、今後、自分に適した役のオファーが来れば、ぜひ受けてみたいとし、俳優復帰への意欲を見せている。