シム・リウが、主演作の今後について語っている。
俳優シム・リウといえば、2021年公開の映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で主人公シャン・チーを演じたことで知られている。そんな彼が先日、最新のSNSアプリ「Threads(スレッズ)」を利用し、ファンからあらゆる質問を受け付けた。
この中で、あるファンがシムに、「『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の続編っていまどうなってるの?」たずね、彼がその質問に回答している。
続編が公開される時期について、「『アベンジャーズ』の最新作に続くと言われていたが、僕にはどうすることもできない事情で先延ばしにされ続けている」と、製作が進んでいないことを明かしたシムは、少なくともあと3、4年先、そうでなければもっと先になることをほのめかした。その上でシムは、「近いうちに、もっと具体的なニュースを伝えられればいいなと思っているよ」と自身は続編の公開に前向きであることを明かしている。
『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は2021年9月に公開され、全世界興行収入4億3,190万ドル(約613億7,500万円)の大ヒットを記録。その年の12月に続編製作が発表された。デスティン・ダニエル・クレットン監督が再びメガホンを取り、シャン・チー役のシムだけでなく、妹シャーリンを演じたメンガー・チャンもカムバックすることが明らかになった。
先日、『アベンジャーズ』シリーズ最新作『Avengers: The Kang Dynasty(原題)』は、公開日が2025年5月2日から2026年5月1日に変更になったと報じられ、また、その次の第6作『Avengers:Secret Wars(原題)』の公開は、2027年5月7日に延期されることも明らかになっている。延期の背景には、現在ハリウッドで巻き起こっている「脚本家ストライキ(※)」が関係しているという。
※アメリカ国内の脚本家およそ1万1,500人が所属する全米脚本家協会(WGA)と、全米テレビ制作者同盟(AMPTP)の間におきた、賃上げや待遇改善に関する交渉が決裂したことによるストライキ。