パリス・ヒルトンが迎えた新しい家族をめぐり、非難の声が上がっている。
パリス・ヒルトンは先日、新しい家族としてティーカップチワワを迎え入れたことを報告した。この子犬が、保護犬や里親サービスではなく、「Foufou’s Teacup Puppies Inc.」を経由し、ブリーダーから譲られたものであることから、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)が非難しているのだ。
PETAの担当者はTMZに対し、「パリス・ヒルトンはこの10年間、世の中の動きを知らずに暮らしてきたのだろうか。動物保護施設に1日いれば、いまも里親を必要としているチワワがどれだけいるかわかるだろうし、ペットファインダーで5分も探せば、子犬を含め、さらに何千匹も見つかるだろうから」と述べ、「我々は、パリス・ヒルトンがもっとも愛しているものを知っている。それは、買い物セラピーだ。しかし、買い物はバッグやアクセサリーにとどめておいてほしい。自分を満たすために子犬の飼い主になるようなことはやめてもらいたい」と訴えた。
パリスがこの犬を自分で購入したのか、それともブリーダー側がコラボレーションの一環として提供したのかは明らかになっていない。また、この子犬はパリスが今年5月に亡くしたチワワ ハラジュク・ビッチのおいっ子にあたるという。いずれにせよ、PETAはパリスがこのビジネスをPRするような形を取っていることを非難しているのだ。このサービスでは、パリスに譲られたような子犬たちは6000ドル(約85万2500円)以上で取引されているという。
TMZはパリス側にコメントを求めたが、現時点で返答は得られていない。
なお、最近ではコメディアンのピート・デヴィッドソンも、キャバプーの子犬をペットショップで購入したことから、PETAによって非難されていた。ピート・デヴィッドソンはこの動きに猛反発している。