長い間、インスタグラムのフォロワー数が世界No.1であった歌手のセレーナ・ゴメス（26）が、いかにSNSが若者にとって悪影響かを訴えた。
インスタグラムにてフォロワーが1億5千万人以上いるセレーナ・ゴメスは、フォロワー数において長期間トップを誇っていた。彼女はSNSから距離をおいたこともあり、現在のフォロワー数首位はサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド、2位は歌手のアリアナ・グランデとなっている。
セレーナは先日フランスで開催された「カンヌ国際映画祭」に出席。その記者会見にて、若い男女が自身の姿をSNSで露出している写真を見ると「怖くなる」と発言した。
セレーナは「彼らはどんなことが起こっているのか、ニュースを知らないのです。失礼な言い方はしたくないけど、それ（ニュースを知らないこと）はワガママ。確実に危険なんです」「世界にはもちろん色々なことが起きます。特に私達の世代にとってSNSはかなり悪影響です」と、SNSの危険性を訴えた。
危険なSNSの改善策を聞かれたセレーナだが、「現時点でSNSを安全な場所にすることは“不可能”。自身が投稿する際は不要なプレッシャーを与えないよう注意している」という。
「わたしが会う多くの女の子は、ネットでのイジメに対し絶望していて、自分の意見を言えないでいます」と語るセレーナ。彼女は「SNSは素晴らしい面もあるけど、私はそれをやるときとやらないときを決めて、休止する時間を作ることをおすすめします」とコメントした。
以前より、体型などについてソーシャルメディアで批判されてきたセレーナ。別のインタビューでは、心無いコメントのせいで落ち込むことも多々あると告白していた。SNSとは切っても切り離せない今の時代だが、うまく付き合っていくことが課題なのかもしれない。
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