べサニー・ジョイ・レンツが、自身の過去を告白している。
7月10日(月)、女優べサニー・ジョイ・レンツが、かつて出演していたドラマ「ワン・トゥリー・ヒル」で共演したソフィア・ブッシュとヒラリー・バートンとともにポッドキャスト番組「Drama Queens」に登場。10年間、カルト教団に所属していたことを明かした。
番組内で「10年間、カルト教団にいたの」と切り出したべサニーは、いつかこの経験を本にしたいとし、「書いて残しておくべき貴重な体験ね。脱会して回復するまで、さらに10年かかった。話すことならたくさんあるわ」と続けた。
一方、べサニーによると、カルト教団について軽々しく詳細を語ることはできないのだという。「やらなきゃいけないという思いはあるんだけど」と述べたべサニーは、「でも、そのタイミングを複雑にしたがる人々や、法的な問題もあって、どこまで詳しく話せるかわからない」と説明した。
それでも、べサニーには本としてまとめたい内容がたくさんあるという。「何年も大変な思いをしたのは、ADHD(※)だったこともあると思う。エッセイにしたって、たくさんのチャプターで構成されることになるわ」と語ったべサニーは、「でも、できれば全部まとめて告白したい。自分の経験を、きちんと書きたいの」とその思いを明かしている。
※注意欠如・多動症
べサニーが出演していた「ワン・トゥリー・ヒル」は、2003年から2012年まで放送されていたドラマ。ルーカスとネイサンという異母兄弟の2人を中心に、ノースカロライナ州の小さな町で彼らを取り巻く人間模様を描いた青春ストーリーで、ティーンから絶大な支持を集めた。2021年6月にスタートしたポッドキャスト番組「Drama Queens」では、出演者の3人が撮影の裏側などを赤裸々に語っている。