2003年に公開されたロマンティック・コメディ映画『ラブ・アクチュアリー』。本作で監督を務めたリチャード・カーティスが次回作を発表した。
Love Actually filmmaker Richard Curtis announces Christmas Actually https://t.co/hJG3cSplXN
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Richard Curtis' Christmas Actually to run at London's Southbank Centre https://t.co/1MZbuD4yic pic.twitter.com/EuRiFBjViQ
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そのタイトルは、『クリスマス・アクチュアリー(原題)』。しかし、これは映画作品ではなく、2003年のヒット作『ラブ・アクチュアリー』の続編ではない。本作は、ライブ音楽、パフォーマンス、詩、コメディを包括したステージショーで、チャリティ団体コミック・リリーフ(※)の資金調達の役割を果たす。チケットの売り上げの一部はコミック・リリーフに寄付され、英国および世界中の人々の生活を変えるプロジェクトを支援する。
※コミック・リリーフは、1985年にリチャード・カーティスとレニー・ヘンリーがエチオピアの飢饉(ききん)に対応して設立した慈善団体。
『クリスマス・アクチュアリー(原題)』は、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールで12月7日から11日まで8回公演される。
リチャード・カーティスは「騒々しくて感動的で、サプライズとジョークが満載で、セレブリティの輝きがある。そして、1年365日、イギリスと世界中の人々の生活を変えている素晴らしいプロジェクトを支援する手助けになることを私はわかっています」とコメントした。
カーティスにはもうひとつ、クリスマスをテーマにしたプロジェクトが進行中だ。ニューヨークを舞台にしたピーコック配給のタイトル未定の作品で、メリッサ・マッカーシー、パアパ・エシードゥ、マーク・マロンが出演し、仕事中毒の男がクリスマスまでに家族を取り戻すために魔法の精霊の助けを借りるというおとぎ話のようなコメディを描くという。