話題作『オッペンハイマー(原題)』の出演者、キリアン・マーフィーやマット・デイモン、フローレンス・ピュー、エミリー・ブラント、ロバート・ダウニー・Jr.は、SAG-AFTRAのストライキにより映画の宣伝ができない中、月曜日にニューヨークで本作のプレミアが開催された。
Christopher Nolan attends Oppenheimer premiere without all star cast amid actors strike #ChristopherNolan #Oppenheimer pic.twitter.com/JwLRhodlqj
— BANG Showbiz (@BANGShowbiz) July 18, 2023
代わりに、AMCリンカーン・スクエアのレッドカーペットを歩いたのは、本作の監督であるクリストファー・ノーラン監督だけで、妻のエマ・トーマスと並んでポーズをとった。
そしてノーラン監督は、会場の外で待っていたファンにサインをしているところも写真に撮られた。
「原爆の父」J・ロバート・オッペンハイマーをキリアン・マーフィーが演じる『オッペンハイマー』は、先週パリでプレミア上映された後、高い評価を得ている。全米公開は7月21日で、日本公開は未定となっている。
ハリウッドは、ストリーミング・サービスがギャラを引き下げていることや、制作におけるAIの利用が増加していることをめぐり、ストライキに発展。当分の間、映画制作が停止することになりそうだ。アリアナ・グランデ主演の『ウィキッド(原題)』のバッキンガムシャーでの撮影はすでに中止され、『デッドプール3(原題)』、『ビートルジュース2(原題)』も延期に直面している。
キリアン・マーフィー、フローレンス・ピュー、マット・デイモン、エミリー・ブラント、ラミ・マレックらは先週、レスター・スクエアのオデオン座でレッドカーペットに登場したが、俳優組合によるストライキに備え、早々に退席した。ストライキの発表とぶつかるのを避けるために1時間前倒しされたブラックカーペットの映像には、ロンドンのホテルに戻る前に写真撮影に応じるキャストの姿が映っていた。